この俺が幽霊に恋をした!?


すらりとしている色白の手足、そしてさくらんぼ色の唇、肩まである艶やかな黒髪。


俺が水着を選ばされた時はなんだかテキトーに決めてしまった気がしないでもないが……。


「なんだ、似合ってんじゃん」

「……っ!」


すると目を見開いて途端に顔を真っ赤に染めた彼女。

ふと玲斗を見れば苦笑していた。


「真琴くんって、素で言うから怖いよね」

「は?何がだよ?」


意味不明な玲斗の言葉に顔をしかめて見せると「まぁいいや」と言われた。


「そ、それより早く泳ごうよ?」

萌絵が腕を後ろで組んでそわそわとしながら海をチラリと見る。


「そうだな、行くか」

「あ……でも来栖、私……」

「ほらほら、行こう吉原さん」