この俺が幽霊に恋をした!?

ーーーーーーーーー



現在。

俺は色鮮やかな、様々な柄のある薄い布の前に立っている。

そしてその隣には鼻歌を歌っているご機嫌な様子の萌絵。

それをちらりと横目で見てから溜め息をついて、明後日の方向を向く。



それは遡ること30分前――…


ーーーーーーーーーーーー


「はぁ?水着ぃー?」

大きな俺の声が家の中に響く。


「そう。選んでね」

「全力で断る」


100%周りの人達や店員さんからは不審な目で見られるし。

何より男が足を踏み入れられるような場所じゃないし。

居心地悪いったらありゃしない。


「あ、因みに真琴に拒否権なんてないから」

「お前何様のつもりだよ」