そんな中、俺はというと……
「まぁ、何とかなるだろ」
楽観的な人間です、はい。
だがしかし。
隣で膝を抱えてるこいつは、雨雲を背負っているようにどんよりと暗い。
「朝っぱらから暗すぎ、吉原」
手に持っていたパックのコーヒー牛乳をストローでひと口飲むと、口元を拭う。
「昨日、帰ってから答え合わせしたんだ。
そしたら……そしたら……っ」
「あー……大丈夫だって。考え過ぎんなよ」
慰めるつもりが、逆に彼女の気を害してしまったらしい。
吉原は眉をつり上げて、濡れた瞳でオレを睨む。
「大丈夫じゃないからこうやって落ち込んでるんだろうっ!それが来栖には分からないのか!?」


