この俺が幽霊に恋をした!?



背中に手を回して摩りながら言うと吉原は
顔を真っ青にした。

「わ、悪い。
何ていうか、こう……昔のクセでな……」


「はぁ……。まぁいいけどさ。

それより、結局なんの話だったんだよ?」


「ああ……、もしも私が点数悪くて補習になったら来栖はどうする?って聞きたかったんだ」

うーーん。

どうする? ねぇ……。


「どうもしないかな」

ケロッと答えると吉原は明らかに肩を落とした。

「うっ。そ、そう……だよな……」

変な事聞いてごめんと、呟いてから俺に背を向けてふらふらと何処かへ歩いていく彼女。

「――吉原」

ぴたりと彼女は足を止め、ゆっくりとこちらを振り返る。