つーか玲斗。
お前、海が好きなんじゃなくて海にいるナイスバディな水着のお姉さんが好きなんだろ、変態が。
「あ。」
と吉原が突然声をあげた。
「ど、どうしよう来栖……」
大きな瞳を潤ませて小刻みに震えている吉原はこの世の終わりのような顔をした。
「おい、どうした?」
「テストの点数……悪かったら補習だ……」
その言葉に俺は顎に手を当てる。
そう言えば教室を去り際にテストは明日には返却するって言ってたな……
吉原は 「ああ、どうしよう。もしそうだったら海に行けない」とひどく落ち込んでしまっている。
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