ふと視界に入ってきたもの。 電信柱の近くにうずくまっている女の子と、その足元に倒れてる大学生らしき男の人。 ただならぬ感じに、声をかけずにはいられなかった。 「お、おい。そこの女……の子」 俺の声にぴくっと小さい肩を揺らしてゆっくりと振り向く少女。 その顔を見た途端、俺の思考は一瞬だけ停止した。