絶対に2教科とも80以上はとってみせる。
「そうか。良かった、頑張れ」
俺の言葉を聞いて安心したのか、眩しい笑顔を向けてくる。
「よし。やってやんよ!!
みてろよ吉原、最高点数叩き出してやるからな」
特に数学。
待ってろ数学!
「あ。そうだ来栖」
「んぁ?」
言い忘れてた、という感じで人差し指をたてた吉原は、俺の目をまっすぐに見つめてくる。
「もし、宣言通り本当に最高点数叩き出したら何か1つお望みのことをしてやる」
ニヤッ、とイタズラっ子のように笑った彼女。
それに、俺もニヤリとした笑みで返す。
「それマジ? 言ったかんな?」
「マジだ」
彼女が じゃあ頑張れよー、と手を振りながら席に戻った所でテスト開始のチャイムが鳴った。


