「えー、やだよ」 いやだいやだと近所の餓鬼みたいに頭を振るコイツ。 なんなんだ一体…… ほんと、なんか地味に腹立つ。 幽霊相手に腹立てても仕方ないけどさ……。 「チッ。行きゃあいいんだろ」 萌絵の佇んでいる所へ向かってずんずんと大股で歩みを進める。 「さすが真琴くんっ。もう~大好きだよ!」 「うっせー黙れクソ バカ変態幽霊!!」 お前に好かれるくらいならそこら辺の中年のオバチャンに好かれた方がマシだわ!