俺のために一生懸命に説明してくれている吉原。 それだけでこんなにも嬉しいなんて。 「へー、勉強会かい? うわっ、難しそう……。けど良かったね真琴くん。 念願の吉原さんとの勉強会」 ふいに上から降ってくる聞きなれた声。 別に念願じゃねーよ。 ただ、そういうことになったらいいなーと思ってただけで。 って……この声、まさか。 声のした方を向くと、そこにはやはりアイツがいた。 千草玲斗! さっきまで居なかったのに、いつの間に。