冷ややかな瞳で言われ俺は目を逸らす。 グサッと言葉の刃が俺の胸に突き刺さる。 イチャイチャはしてなかったつもりだが、 確かに吉原のことしか考えてなかった。 萌絵からしたら不愉快だったに違いない。 「悪い。つーことで、吉原」 「あ、おう。始めようか、来栖」 「宜しく頼んます吉原せんせー」 ぺこっと頭を下げると吉原は苦笑しながら 自分の左胸をグーで優しくとん、と叩いた 「任せろ! どの教科からする?」 「じゃあ……数学」