「もしかして来栖も混ざりたかったか?」 「おう」 そりゃ、好きな奴の恋愛事情などは知っておきたいに決まってる。 萌絵は 真剣な顔で答えた俺の顔をじろじろと見てから数歩後ずさった。 「女子の恋バナに一緒に混ざりたかったとか…… キモい」 「別にいいだろうが。つーか、暴言吐くな」 萌絵のクセに、と付け加えると萌絵は眉をピクリと動かしたがそれからは何も言わなかった。 俺たちがそんなやりとりをしている間に、 吉原はジュースを全て飲み干した。