「安山は放課後に職員室に来ること」
「嘘だろ!? つーか、俺、羽山のこと言ってねぇって!真琴のことだって!」
「羽山《先生》だろうがっ。
とにかくお前は放課後 職員室決定な」
そんな灯と羽山のやりとりをクラスメイト達はくすくすと笑いながら見ている。
そして羽山が教壇に立ち、
「テスト始めるから席につけー」と羽山が声をかけるとそれまで各々好きな場所にいた所を離れ、自分の席へと速やかに戻る。
灯も席を立つと、離れ際に俺にひと言。
「覚えとけよ真琴っ」
「やだね。忘れるわ」
そして古文のテストが開始された。


