「えっ、ストーカーなのか!?」

ずいっと身を乗り出して上目遣いに聞いてくる彼女からは、女の子らしい匂いがして頭がクラクラする。



やべ……かわいい



「ぁー、ストーカーみたいな感じの奴」


頬を掻きながら千草玲斗の顔を思い浮かべると、少しだけ溜め息をつく。


「そのストーカーって女か?」