手にエアーマイクを持って歌う灯の頭にチョップを一撃お見舞いする。 「おいおい、 親友に向かってそれは無いぜ真琴」 しかもチョップって地味に痛いんだからなー、と口を尖らせる灯。 「ハハハ悪ぃ悪ぃ」 「絶対、悪いと思ってないだろお前」 灯は ちくしょー、と呟きながら俺の前の席に座ってこっちを向く。 「あー……そいや あと5分したら古文のテスト始まるな。俺、今回勉強してねぇよ~。 助けて真琴ぉ~」 「お前の場合は今回《も》だろうが。 言っとくが俺も訳あってノー勉だから」