「なんで付いてくんの?」
「……好きだから」
……。
は?
え、なんて?
「好きって……なにが?」
萌絵は瞬間、顔を真っ赤に染めてそっぽを向いた。
「ひ、人の後ろを歩くのが好きなのよ……」
「それただのストーカーじゃねぇか。
まぁどうでもいいけど、もうすぐで学校に着いちまうから、お前はさっさと帰れよ?」
「分かってるわよ。ばか真琴っ」
それだけ言うと萌絵は回れ右して来た道を引き返していった。
「ったく……へんな奴」
さてさて、俺は大好きな吉原でも眺めて
心を癒してもらうことにしますか。
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