この俺が幽霊に恋をした!?


「んなこと言わねぇよ」


「チキン? ヘタレ?」


背中からからかうような声が聞こえてくる。


「ばーか。違ぇし」


「でも言えないってことはさ……」

「それよか、さっさと帰るぞ萌絵」


言葉を遮って早足で歩く。


「なによ、歩いてるのアンタなんだからね。
ほら急ぎなさいよ」

「自分で歩いてもいいんだぞ」