ちょっとでもリュウが あたしを必要と思ってくれてるなら それだけでいい。 あたしは、何も望んじゃいけない。 「もう 戻るね」 お互いの体が別々なのが もどかしいみたいに 体を抱きしめ合うキスに これ以上続けたら 息が止まっちゃうんじゃないかと思って 焦って仕事に戻った。