ウソ恋




翔太に掴まれた腕が離されると すぐさま引っ込める。


お願いだからそんな事しないで…。


男に免疫がない私には刺激が強過ぎる。


こんな人に好かれている美咲はさぞ幸せだろうね。


翔太は笑いながら 「顔まっか…」 と言い 再び微笑んだ。


やめてよ…。やめてよ…!やめてよっ !!


そんな事されたら 騙してる罪悪感が一気に押し寄せてくる。


彼の美咲を思う純粋な恋心を 私が汚しているんだ…。


翔太の笑顔が私に向けられるたびに 胸がときめき そして痛むの。