やっぱり復讐に好きな人を取るのは あながち間違いでは無かったみたい。 教室を出て 外に出て 門を抜けて――… そこで手は離される。 …と 思っていた。 だけど翔太は私の腕を掴んだまま歩き続ける。 どこに向かうのかも話さず。 まぁ彼の向かう先が 駅までの道のりだから良いけど…。 翔太がやっと私の腕を離したのは 私の乗る電車のホール。 ずっと掴まれていたせいか掴まれていた箇所が少し赤くなっている。 彼は久しぶりにこちらを向き口を開けた。