「は?」 そいつは恥ずかしげに頬を赤くしながら俺を見上げる。 …まぁ確かにこいつの身長じゃクラス表を後ろから見るなんて無理か。 今は混み合ってるし時間もかかりそうだ。 こいつ弱そうだし 見んのかなり後になるかもしんねぇな。 「名前なんだよ」 「あ!神山 優美っ…! 神は神様の神で 山は普通の山。 優は優しいで 美は美しい」 「ちょっと待てよ」