ウソ恋




ドンッと 誰かにぶつかった。


声からして女か?


ぶつかった方に目線を向けると そこには俺より頭1つくらい小さい女子が立っていた。


こいつ 本気で俺と同い年かよ…?


でもそいつの着ている真新しい制服は同い年と肯定していた。


そいつは俺を見上げるなり ガキみたいに目を輝かせてきたんだ。



「あ…の!」



「何だよ…」



「良かったらクラス
見てくれない…かな?」