だから変わりにこう言うね。 「大好きっ…」 翔太の顔が近付き 私の唇にそっと触れる。 今までのキスとは違って 私のしているキスは幸せの味がした。 まだ少し怖いけれど 翔太と共に歩いていきたいと思うの。 そしていつか太陽を眺めたい。 2人で手を繋いで後ろを振り向いて笑いあいたいの。 「俺も好きだよ。 優美…」 翔太の優しい声と笑顔に私はまた恋をした。