私の瞳から止まっていた涙が溢れ 美咲の顔に笑顔が咲く。 「みさ……き…?」 「…っ……私ね 優美が大好き。 たった1人の…家族だか ら…」 「待って美咲。 もう喋らないで。 きっとすぐにお医者さんが 来るから…」 「私の…ゴホッ……妹が優美で… 本当に良かった…」 やだ!いやだ! そんな言葉ききたくない !!