ウソ恋




「ううん 違うの…。

全部 私が悪いから…」



訳が分らないと言った表情の零太くんから目をそらす。


どうか 逃げた私を許さないで下さい。


零太くんに任せてしまったずるい私を 許さないで下さい。


私は許されるべき善人じゃないから。


だから言うよ せめてもの償いとして…。



「零太くん 私を恨んで下さい」



「え?……は !?

急に何言ってんの?」