ウソ恋




押しちゃった…?


誰よ 私の肩を叩いたのは。


あなたのせいで押しちゃったじゃない!


そんな気持ちでグルッと後ろを振り向いた。



「…っあ 零太…くん?」



制服姿の零太くんが 私のことを訝しげに見つめてくる。


どうして零太くんがここに居るの?


まだ学校は終わってないでしょ?


零太くんに限ってサボるなんて有り得なさそうだし 何かあったのかな。