ウソ恋




ちゃんと 全てを終わらせて前に進まないと。


深呼吸を数回して荒ぶる気持ちをなんとか落ち着かせた。


もう一度インターホンのボタンに指をくっつける。


少しずつ でも着実に力を加えていく。


あと少しで音が鳴るという所まできた時 誰かに肩を叩かれた。



「ひゃ…っ !? 」



いきなりの事に驚き変な声が出る。


それと同時に指に力を込めてしまい 気付いた時にはインターホンの音が翔太の家に鳴っていた。


う うそ…でしょ?