ウソ恋





――――――――
――――――
――――



着いた…。


息を切らし汗をかいた姿は周りにどんな風に映っているんだろう?


なんて 今さらそんなの気にしない。


翔太の家 何だか久しぶりな気がする。


他人の家なのに とてもなつかしい。


インターホンのボタンに指を付ける。


でも その指に力を加える事が出来なかった。


手が震えて 胸が痛いくらいに動いていて 額から汗が伝って…。