ウソ恋




告白するだけだからそんな物いらないか。



「あ そうそう。

――…はい これ」



「え?」



王子に渡されたのは 私の嫌いな可愛い紙パックに入った苺ミルク。



「美咲さん いつもそれ飲んでるよね?

だから買って来たんだ。

遅れたお詫び」



「あ ありがとう…」



確かに美咲は苺ミルクが大好きだった。