「あぁ。 約束だからな」 校長先生は 「ふっ…」 と自嘲のような笑みを浮かべる。 私と校長先生の交わした約束。 それは 美咲に対してのイジメを口外しない代わり 私をこの高校に美咲としていれること。 美咲がイジメのせいで自殺をはかったのは他でもない私が証人。 生徒に対して一線を引いている先生たちと毎日共にいた双子の妹の私。 どちらの証言が正しいかなんて直ぐにバレる。 学校でイジメが起きたなんて世界にバレればこの学校は終わり。