ウソ恋




「…っ」



新城くんに背を向け歩き出す。


美咲言ってたよ。


新城くんは私達に似てるって。


親が亡くなって ずっと1人で…。


新城くんは寂しかったんだって。


でも私たちは1人じゃなかった。


美咲には私が 私には美咲がいた。


でも…――……



「……―…片翼を失った鳥は…――」



…落ちるしかない。