――――――― ――――― ――― 「で?何だよ」 人気のない校舎裏に着くと すぐに話を聞き出そうとする新城くん。 その顔が少し期待に満ちているように見えるのは私の気のせいかな? それなら早く言ってあげないと。 「私のこと落としたの 新城くんだよね」 「…は?」