ウソ恋




「え?…あ 新奈さん。

どうしかし――…うわっ !? 」



私は目の前に来た新奈さんに 勢い良く体を床に押し付けられた。


あまりの激しさにうめき声を上げる。


痛さに目を細め 私のお腹あたりに跨る新奈さんを見つめる。



「新奈…さん…?」



「もっと早くに殺しておけば良かった。

そしたら王子は王子のままだった。

あんたなんか居なかったら良かったのに」



「え?新奈さん……?

何すっ……う…ぁ!」