ウソ恋




逸らしていた目を翔太に合わせる。



「…どうしてそこまで
嘘って断定出来るの?

私って 信用ない…?」



目尻を下げていつもより多めに瞬きをしてみせる。


そしたら瞳が濡れて泣きそうに見えるかなぁ…なんて呑気な考えが浮かんだから。


案の定翔太は少し驚いたように目を開き 私から気まずそうに目を逸らした。



「それは…ぇっと……」



立場が逆転。


今度は私が翔太をジッと見つめる。