ウソ恋




「良いよ。

美咲が無事なら」



そう言って翔太は私の頭を優しく撫で ふわりと優しく微笑んだ。


触られた頭が痛んだけれど そこはうまく演技してあげた。


ニッコリ笑いかければ翔太は安心したように安堵する。


まぁ本来なら なぜ昨日翔太が学校に居たのかを聞くのが流れよね。


でもそんな答えが分かっていることを一々聞くなんて面倒くさい。


翔太だって聞かれたくないだろうし。


だから私からは何も言わない。