理科には2人の先生が居て 1人が授業を進めもう1人が生徒を監視する。 だから誰も内緒で話したり出来ない。 もちろん王子を見ることも出来ない。 私は監視役の先生が後ろを向いている瞬間 王子に小さく折りたたんだ紙を投げた。 「――…?」 王子はそれ気付き 私を見て首を傾げる。 そんなことしないでよ。 幸い先生の視線は違う所を見ていたから良かったものの…。 私は王子に口ぱくで 「よ ん で」 と言い 前を向いた。