ウソ恋




まぁそれでもバレる時はバレるけど…。


私は黒い布地の地味なリストバンドを選んだ。


派手なのなんて目立つだけ。


それに目がチカチカして痛くなりそう。


私はそれをレジで会計を済ましてから病院に向かった。


学校以外ではしなくても良いでしょ。


熱くて蒸れそうだし。


病院に着くと当たり前になった看護婦さんに会釈をした。


看護婦さんはいつものように優しく微笑んで会釈をし返してくれる。


美咲の病室に向かい入ると 椅子に座る。


そして美咲の手を握る。


それだけで安堵のため息が出る。