ウソ恋




「ございますよ。こちらです!」



そう言い案内し始めた。


店員さんについて行くと 1つの棚に沢山のリストバンドが乗せられていた。


店員さんにお礼を言い 種類あるリストバンドを1つずつ見ていく。


今日リストバンドを買いに来たのにはちゃんとした理由がある。


どうしても今日じゃないとダメ。


リストカットのない私の手首を隠すために必要なの。


美咲のリストカットが彼女達に作られた物であると分かった限り 隠す他ない。


ファンデーションで隠しているとしても限度があるし 何かしらの理由で触られた時に誤魔化しがつかない。