「条件…?なに?」 「俺に迷惑かけろ」 「え?」 迷惑かけろって 何が言いたいの? 訳がわからず翼を見つめる。 「俺に迷惑かけないからとか言うな。 人に迷惑かけないでんなこと できっこねぇんだからよ。 遠慮すんな。 俺はお前の事情知ったから 何かありゃ頼れ」 「――…っ……ほんと…翼ってば優しすぎ」 今度は本当の涙を少し浮かべ 私は嬉しさに笑みを見せた。