ウソ恋




そう言い翼を見つめた。


自分の将来のことはちゃんと決めてある。


両親のいない私たち双子に 大学に行けるようなお金はない。


ううん 正確には1人分ならある。


だから私は大学に行くことを拒んでいた。


美咲は自分も大学に行かずに働くなんて言ってたけど そんなの私が許さない。


私は小さな動物病院の看護婦さんにでもなるつもり。


ブランのコトがあったからという理由もあるけど 何より動物病院は資格さえあれば就職できる。


だから 本当は高校になんて行かなくても良かった。


まぁそれは 私が逆に美咲にダメだって言われたけど…。