ウソ恋




『うん。おや――…』



「優美… !? 」



「え…?」



翔太の言葉を遮ったのは目の前の男子。


目を見開き私を見つめている。


私も彼を見つめ唖然とした。


ちょっと…待ってよ。


どうしてここにいるの。



「つば…さ…」



私が元々通っていた高校の友達。


翼が私の目の前にいた。


黒髪にキリッとした目。


筋肉質な翼はバスケ部の部長をしている。


なんてタイミングが悪い。


でもここでバレるわけにはいかない。