ウソ恋




「話聞いてた?

ボーッとしてたけど…」



いけない…。


今はあくまでデート中。


変な誤解をまねかないようにしないと。


私は翔太に――…



「ご、ごめん…!何だっけ?」



そう言い顔の前で手を合わせた。


翔太はため息をつきながら笑う。


良かった…。


怒ってはないみたい。


ケンカなんて面倒なことしたくない。


それが本音。



「俺ん家来る?」