ウソ恋




「え !? あ…大丈夫です。

わざわざすみません…。

ありがとうございます」



「良いのよ。

もし気分が悪くなったら私に言ってね。

いつもあそこのカウンターにいるから」



その言葉に思わず放けるが 慌てて頭を上下に動かす。


そんな私に 「ふふっ…」 と笑い カウンターに戻る看護婦さん。


わざわざ来てくれたんだ。


優しい人だな。


…って ああ !!


美咲の所に行かないと !!


ゆっくりしてたら面会時間すぎちゃう!


私は早足で美咲の病室まで急いだ。