ウソ恋




言ってくれたのに結局なにも出来なくてストレスが溜まるのはこっち。


こんな思いを友達にさせたくない。


いつの間にかこれが普通になってた。



「――…神山さん?」



「え…?」



名前を呼ばれバッと前を向く。


そこに居たのはいつも会釈してくれる看護婦さん。


どうしたんだろう?


あ もしかして病院で携帯使ってたから注意しに来たとか?


うわ 最悪。


バツが悪そうな顔をする私に比べ 優しい笑顔を向けてくる看護婦さん。



「大丈夫…?

顔色が悪いわよ?」