雨、冷たくて

“日向"にあたる人。


それは市松ルイ。



そして、

本の主人公である“光"にあたる人。



それはあたし。

藤内アキ。




ルイはずっと、

日の光に向かって生きてきたから…



「ルイ、今日もいい天気だね」




真っ青な空を見上げながら呟くと、

また前を向いて歩き出した。