「…ルイ、ルイ…ルイ!!」


溢れる涙を抑えきれずに、泣き崩れた。



「バカぁ!!…ルイ、
あたしは太陽なんかじゃないよ!!」


あなたが手を握り返すことを信じるのは、

もうやめる。



返事がないことに虚しさももう感じない。


けど代わりに、

あなたの存在を深く胸に、心に、記憶に刻むから…



「ルイ、愛してる」─────────