雨、冷たくて



忘れ物を取りに学校に向かうと、教室から声が聞こえた。


あたしはまだ生徒が残っていると、

軽い気持ちで教室を開けようとドアに手をかけた。


その時だった…



「お前さあ、ミヤが好きなんだろ?」


確かにそう聞こえて、あたしは手を止めた。


「…ああ」