雨、冷たくて

「けど、先輩ならどんな楽器も似合うよ!!」


笑顔でそう言うと、

ルイはチャイムを気にして教室に戻っていった。



爽やかな余韻を残して…


ルイがいると、不思議な気持ちになる。



“好き"とか、やっぱり恋愛感情じゃないけど…


「仲良いね~ルイくんと、」

あたしも席に戻ると、直ぐにミヤがあたしに絡んできた。