秋はそう言うと、俺たちの自主練に付き合ってくれた。
少し疲れたから休憩を取ることにした。冬馬はもう少し後に休憩をとると言って練習をしている。俺は体育館の隅でタオルを頭に乗せ座っていると、頬に冷たい感覚があった。
秋「お疲れ様。はい、スポドリ」
と言って俺に渡してくれた。秋は、俺の隣に座った。
秋「いよいよ、来週だね。夏の大会。」
「そうだな。これが中学でのラストチャンス…なんだよな。」
秋「地区大会で3位だったら県大会かー。はやいなー…。」
天井をぼんやり見ながら秋は話していた。
「長いようで、短いような感じだったよ。俺的には。」
秋「…そうだね。なんだか寂しいなー。」
俺はチラッと秋の方をみた。寂しそうな顔をしているはずなのに俺は綺麗だと思った。少しだけ見入ってしまった。見ていたのに気づいたのか秋が俺の顔をみた。不覚にもドキッとしてしまった。それを隠すためにスポドリを一口飲んだ。何時もより味気なく感じた。
秋「ノエルって何時もそのスポドリ飲んでるよね(笑)」
ふふッと笑う秋。
「これが、1番美味いからいいの。」
秋から視線を外した。秋って何時もニコニコ笑ってるから調子狂う…。
(って、何考えてんだ俺!)バチーンッと自分の頬を思いっきり叩いた。それに驚いたのか秋は肩がビクッとなっていた。
「…スポドリありがとな。練習してくるわ。」
俺は立ち上がって、練習を再開した。
秋「頑張って。」
少し疲れたから休憩を取ることにした。冬馬はもう少し後に休憩をとると言って練習をしている。俺は体育館の隅でタオルを頭に乗せ座っていると、頬に冷たい感覚があった。
秋「お疲れ様。はい、スポドリ」
と言って俺に渡してくれた。秋は、俺の隣に座った。
秋「いよいよ、来週だね。夏の大会。」
「そうだな。これが中学でのラストチャンス…なんだよな。」
秋「地区大会で3位だったら県大会かー。はやいなー…。」
天井をぼんやり見ながら秋は話していた。
「長いようで、短いような感じだったよ。俺的には。」
秋「…そうだね。なんだか寂しいなー。」
俺はチラッと秋の方をみた。寂しそうな顔をしているはずなのに俺は綺麗だと思った。少しだけ見入ってしまった。見ていたのに気づいたのか秋が俺の顔をみた。不覚にもドキッとしてしまった。それを隠すためにスポドリを一口飲んだ。何時もより味気なく感じた。
秋「ノエルって何時もそのスポドリ飲んでるよね(笑)」
ふふッと笑う秋。
「これが、1番美味いからいいの。」
秋から視線を外した。秋って何時もニコニコ笑ってるから調子狂う…。
(って、何考えてんだ俺!)バチーンッと自分の頬を思いっきり叩いた。それに驚いたのか秋は肩がビクッとなっていた。
「…スポドリありがとな。練習してくるわ。」
俺は立ち上がって、練習を再開した。
秋「頑張って。」

