私と恭也は、アキラたちを部屋から出し
浴衣を着直し、部屋の外に出た


「………」


ただ、沈黙が続いていた


「ね、ねぇ〜
卓球あるよ〜!みんなでやろうよ〜!」


慶都は、気を利かせたのか重い沈黙を破り近くにあった卓球を指さした


「…い、いいですね!
私、ちょうど卓球をしたいと思っていたのですよ!」

「お、俺も」

「ぼ、僕もぉ〜!」


みんなも気を利かせ、卓球をやろうと卓球が置いてあるところに向かった

私は、みんなについて行ったが…
見るからに不機嫌オーラが漂ってる恭也が、卓球なんてするか…!という雰囲気を出していた


き、恭也…
今日は、怒ってばかりだね…


私も恭也が怖くて、声をかけられなかった