〜 遥 視点 〜


「ふぅ…」


僕は顔を上げ、ある人を捜した


みつけた♡


僕はその人の方に行こうとしたら…


「遥、なにするつもりだ」


恭也が僕が行こうとしている方に気づき
止めてきた


「なにって…
あの人を僕のものにするんだよ〜?」


僕はその人を指差して、恭也にニコッと笑い言った


「やめろ
アイツらに関わるな

もう俺らの鳳凰じゃねぇんだ」

「それは僕には関係ないでしょう〜?
鳳凰がどうなろうが関係ない

まあ、僕に言わせれば…
鳳凰なんて最悪でしかないからね」


アイツがいた鳳凰なんて…
僕が壊してあげてもいいんだけど〜

洸が怒るからしないであげてるだけだよ〜?


「お前は俺ら二代目のときのヤツだ
三代目に関わるな」

「だ〜か〜ら〜
僕は鳳凰のメンバーになったわけでもないし

僕が誰を落としても関係ないでしょう?」


何故僕が鳳凰に関係ある?
関わりたくないのが本音なのに…!!


「三代目に手を出すな
お前が関わるだけで、周りはおかしくなる」

「そんな疫病神みたいに言わないでよ〜
僕がいて助かったことだってあったでしょう?」


周りがおかしくなる?
当たり前でしょう?

僕だよ?
僕は人を惑わすんだよ?

おかしくならない方がどうかしているよ